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令和6年度 平野区運営方針

2025年6月10日

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令和6年度 平野区運営方針

 運営方針の進捗管理を実施しました。その結果について、「アウトカム指標の達成状況(定量評価)」、「自己評価(運営方針全体の定性評価)」及び「今後の方針」に反映しています。(令和7年6月10日)

区の目標(何をめざすのか)

  • 誰もが愛着を持ち、安心して住み続けることができるまち『ひらの』をめざす。
  • すべての人がお互いを尊重しつつ、つながり、支えあえるまち『ひらの』をめざす。
  • こどもたちが家庭・学校・地域で育まれ健やかに成長し、次の世代を担っていくことができるまち『ひらの』をめざす。

区の使命(どのような役割を担うのか)

  • 防災、防犯などの地域課題の解決に向けて、様々な主体が協働し、積極的に関わることができるよう支援する。
  • 互いの人権を尊重し、地域ぐるみで支えあい、健やかにいきいきと、平野に愛着を持って暮らせるまちの実現をめざす取組を進める。

令和6年度 区運営の基本的な考え方(区長の方針)

  • 地域の自助・共助の大切さを呼びかけながら、大規模災害や感染症などに備えた防災力の強化を図る取組を進めていく。
  • すべての人が地域で安心して暮らしていけるよう、「住民同士のつながりづくり」「地域全体での見守りの充実」「たくさんの人や関係団体が連携・協力できる地域活動のネットワークづくり」のための取組を進めていく。
  • こどもたちの健やかな育みを支えるため、こどもたちが「生きる力」を身につけ、自分らしくいきいきと成長していけるよう、切れ目のない施策を進めていく。
  • 孤立した家庭環境や保護者が抱える不安の中で、児童虐待が深刻化しており、虐待を未然に防ぎ、深刻化させないための対策をより一層強化していく。

重点的に取り組む主な経営課題

≪経営課題1≫ 安全・安心のまちづくり

 【主な戦略】

  • 自助、共助を基本として災害に備える体制を確立させるため、地域住民などで構成される自主防災組織の主体的な防災活動実施の支援
  • 地域全体で犯罪を発生させないような環境づくりの推進
  • 区民ニーズの把握結果をもとに、地域活動協議会がより地域課題に応じた事業に取り組めるよう、まちづくりセンターを活用した支援
  • 地域活動力の向上の一環として、新たに2か所目の「花づくり広場」を開設し、各地域で花苗を育て地域の緑化に取り組み、また、こどもから高齢者までの幅広い年齢層が交流できるよう支援
  • 社会情勢の変化等に注視し、地域課題・区民ニーズなどを踏まえた未利用地の有効活用

【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】

  1. 自主防災組織主体の地域防災活動(防災訓練・防災イベントなど)の実施地域数(全23地域の内、令和6年度:20地域、令和7年度以降23地域)
  2. 地域と関係機関の協働による特殊詐欺被害防止の啓発活動の実施回数(令和7年度末まで毎年度5回以上)
  3. 地域活動の新たな担い手の発掘、育成につなげるため、「種花事業」で育てた花苗の配布地域数(令和6年度以降継続的に区内23地域)

 【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】

<令和6年度実績と達成状況>

  1. 22地域:A
  2. 23回:A
  3. 23地域:A

<前年度実績>

  1. 21地域
  2. 19回


≪経営課題2≫ みんなで支えあう福祉のまちづくり

 【主な戦略】

  • 平野区を取り巻く様々な福祉課題に対し、「平野区地域保健福祉計画(第3期)」に沿って中長期的視点で安定的かつ継続的に取り組む
  • 地域での福祉活動を中心的に担う「地域福祉活動コ―ディネーター」が地域の福祉活動の担い手とともに、各地域において、平野区社会福祉協議会をはじめ、専門支援機関などとの連携を図りながら見守りや相談ができる体制を機能させることによる地域福祉力の向上
  • 健康寿命の延伸を図るため、年を重ねてもいきいきと活動するための運動習慣や、認知症の発症予防(遅延)及び認知症を発症しても住み慣れた地域で安心して過ごせる取組の支援

【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】

 地域福祉活動コーディネーターが関係機関と連絡調整した活動件数(令和5年度以降継続的に1地域あたり月平均25件以上)

 【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】

<令和6年度実績と達成状況>

 31.4件:A

<前年度実績>

 29.6件




≪経営課題3≫ こどもが元気で育つまちづくり

 【主な戦略】

  • 児童虐待防止・早期発見への取組や子育てに悩む親への支援
  • 複合的な課題を抱える子育て世帯に対する総合的な支援と高校生活の定着支援
  • こどもが生きる力を身につけることができるよう、読書運動や清掃活動など、様々な活動に対する表彰や学力サポート事業などの実施

【アウトカム指標(経営課題の進捗度合を示した指標)】

  1. こどもサポートネット支援対象者件数:令和5年度以降継続的に300件以上
  2. 学校に行くのは楽しいと感じる生徒の割合:全国学力・学習状況調査で令和7年度末までに76%以上

 【アウトカム指標の達成状況(定量評価)】

<令和6年度実績と達成状況>

  1. 307件:A
  2. 76.9%:A

<前年度実績>

  1. 357件
  2. 76.6%




自己評価(運営方針全体の定性評価)

【安全安心のまちづくり】

  • 自助・共助の重要性を理解してもらうため、平野区防災シンポジウムを開催し、令和6年能登半島地震を踏まえて、平野区におけるリスクを踏まえた防災啓発を行った。また、各種防災情報の発信や大和川氾濫時の浸水深表示の取組などの啓発活動を実施した。さらには、防災リーダーの連絡会議や講習を開催し、防災知識・技術の向上を図るとともに、消防署と連携して地域防災訓練の実施支援を行った。
  • 地域や警察等と連携して防犯パトロールや防犯キャンペーン活動を実施した。とりわけ、近年増加している特殊詐欺被害防止に向けて、様々な機会において積極的に啓発活動を行い、特殊詐欺被害防止機器の無償貸与等に取り組んだ。
  • 各地域の活動について平野区ホームページやXなどで紹介した。まちづくりセンターを活用し、地域活動協議会が自ら発行する広報誌の作成支援や地域情報の広報を行った。
  • 長吉地域東部、その他の未利用地について売却を推進した。

【みんなで支えあう福祉のまちづくり】

  • 地域からの相談が増加・複雑化するなか、専門支援機関等と連携を図り、地域の窓口として中心的な役割を担い、地域福祉力の向上に貢献した。 
  • 健康寿命の延伸を図るための介護予防活動への支援として、いきいき百歳体操サポーターの養成や、認知症予防や認知症の理解のための健康講座を実施した。

【こどもが元気で育つまちづくり】

  • 虐待を未然に防止し深刻化させないために要保護児童等のアセスメント(分析・評価)を行い、支援が必要なケースに対しフォローを実施できた。
  • 子育てしやすい環境をめざし、子育て中の親の孤立化を防ぐための情報発信や、支援者や団体とのつながりを深める場づくりに取り組むことができた。
  • 複合的な課題を抱えるこどもやその世帯について、学校園、地域をはじめ関係機関等と連携しながら適切な支援制度等につなげた。
  • 読書ノートの目標到達者率は小学校で25.3%であり、令和2年度以降は約4人に一人が目標に到達し表彰されている。少なかった中学生の到達率も、提出方法書類の配布や記念品の改善などもあり、4.6%と、過去最高の数字となり、読書ノートは平野のこども達に定着しつつあると考えている。

今後の方針

【安全安心のまちづくり】

  • 地域住民が「自らの命は自らが守る」との意識を持ち、災害時に適切な避難行動ができるよう情報発信や防災訓練の実施支援などの取組を継続し、地域防災力の向上に取り組む。
  • 犯罪発生を抑止するために地域や警察と連携した啓発活動や地域の実情に応じた防犯カメラの設置、特殊詐欺被害防止等の取組を継続し地域防犯力の向上に取り組む。
  • まちづくりセンターを3年間の長期契約とし、自律的な地域運営・地域活動の活性化を促し地域の実情に即した途切れることのない支援が展開できるよう取り組んでいく。
  • 引き続き区民ニーズなどを踏まえたうえで、未利用地の有効活用を行い、魅力あるまちづくりを推進していく。

【みんなで支えあう福祉のまちづくり】

  • 地域福祉活動コーディネーターが様々な地域活動に関わりながら、新たな担い手の発掘・育成にも力を入れることで地域福祉力の向上をめざす。
  • 健康寿命を延伸し、地域と企業や大学、関係団体との更なる連携に向け、「ひらの百歳☆きらめき講座」を継続して実施する。
  • 認知症の理解や認知症予防のための健康講座を実施する。

【こどもが元気で育つまちづくり】

  • 児童虐待を未然に防止するためには、引続き、ハイリスク妊婦や乳幼児健診未受診者の把握をはじめ、要保護児童等とその世帯へのタイムリーな支援を粘り強く継続する必要がある。
  • 子育てしやすい環境をめざし、情報発信をはじめ、複合的な課題を抱える児童及びその世帯に寄り添う支援を継続する必要がある。
  • 複合的な課題を抱える高校生が増加しており、卒業に向けた支援と福祉的な支援のバランスに留意しながら、卒業後も途切れることのないよう、関係機関と連携した支援を継続していく。
  • 引き続き、がんばる小学生・中学生表彰など、こどもたちが様々な活動を通じて、学校生活を楽しいと感じられるよう、学校と連携し取り組みを継続していく。読書ノートについても、引き続き学校や児童・生徒の意見を参考に、取り組み周知の充実や到達記念品の見直し等を行い、表彰者数・表彰率のより一層の向上を図っていく。

令和6年度 平野区運営方針(令和7年6月10日更新)

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策定経過

過去の平野区運営方針

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電話:06-4302-9683

ファックス:06-4302-9880

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